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東京Vがついに“鬼門”フクアリで初勝利!千葉に先制許すも意地の逆転勝ち

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東京Vが鬼門のフクアリで初勝利!

[8.25 J2第30節 千葉2-3東京V フクアリ]

 J2リーグは25日、第30節を行った。フクダ電子アリーナでは16位ジェフユナイテッド千葉と6位東京ヴェルディと対戦し、東京Vが3-2で勝利。3試合ぶりの白星を飾った。一方の千葉は4試合白星なし(1分3敗)となっている。

 J1復帰を目指す“オリジナル10”対決は、開始早々に動いた。前半10分、千葉は左サイドからFW為田大貴がふわっとしたクロスを上げると、FW指宿洋史が打点の高いヘッドで中央へ落とす。これはDF井林章にカットされるが、中途半端になったクリアボールをDF下平匠が左足で押し込み、先制点。下平は移籍後初ゴールとなった。

 リーグ戦で5分4敗と鬼門中の鬼門であるフクアリに乗り込んだ東京V。なかなかチャンスを作れない中、前半28分にワンチャンスをものにする。FW泉澤仁のスルーパスで左サイドを抜け出したDF奈良輪雄太がクロスを供給。フリーでゴール前に走り込んだMF佐藤優平が頭で合わせ、1-1と試合を振り出しに戻した。

 さらに東京Vは前半38分、左サイドからFWドウグラス・ヴィエイラが上げたクロスは逆サイドに流れたが、これを回収したFW藤本寛也がグラウンダーで中央へ折り返し、MF梶川諒太がスルー。ペナルティーアーク手前から奈良輪が右足ダイレクトでゴール左へ突き刺し、2-1と逆転に成功した。

 1点ビハインドの千葉は、後半開始からFWラリベイを下げてMF町田也真人を投入。立ち上がりからゴールに迫る機会を多く作るものの、決定的なシーンを作れないでいると、14分にはDF溝渕雄志に代えてMF茶島雄介を入れる。24分には、PA右から町田が鋭いクロスを供給し、FW指宿洋史がフリーで飛び込むもクロスバーの上。絶好のチャンスを逃した。

 すると、東京Vが突き放す。後半27分、自陣から梶川がロングパスを供給し、右サイドの藤本がドリブルで中央へ切れ込む。敵陣中央の遠い位置だったが迷いなく左足を振り抜くと、そのままゴール右に突き刺さり、3-1と突き放した。

 追い込まれた千葉は後半28分、為田に代えてMF矢田旭を投入。すると、この交代策が奏功する。36分、PA右手前でFKを獲得し、キッカーの矢田が左足を振り抜く。壁を越えて大きくカーブしたシュートがゴール右に突き刺さり、2-3と1点差に詰め寄る。しかし、反撃もここまで。東京Vがついにフクアリで初勝利を飾った。

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