beacon

王者シティが不覚…“疑惑のゴール”で昇格組ウルブスと痛恨ドロー

このエントリーをはてなブックマークに追加

DFウィリー・ボリーのゴールはハンドに見えたが…

[8.25 プレミアリーグ第3節 ウォルバーハンプトン1-1マンチェスター・C]

 プレミアリーグは25日、第3節を行った。マンチェスター・シティは敵地で昇格組ウォルバーハンプトンと対戦し、1-1で引き分けた。

 開幕2連勝、8得点1失点と好スタートを切っているシティは、前節ハダースフィールド(6-1)で採用した3-1-4-2から3-4-3に変更。DFジョン・ストーンズに代えてDFカイル・ウォーカー、FWガブリエル・ジェズスに代えてMFラヒーム・スターリングを起用した。

 シティは前半21分、右サイドからのクロスに反応したFWセルヒオ・アグエロが右足で狙うが、右ポストを直撃。直後の21分には、スターリングが強烈なミドルシュートを放つが、横に飛んだGKルイ・パトリシオの手を弾いてポストを叩く。シティは、チャンスこそ少ないものの、切れ味鋭い攻撃をみせるウルブスに苦戦し、前半はスコアレスに終わった。

 数字上はポゼッション率69.8%、シュート7本(うち3本が枠内)、パス本数は相手の倍の362本と圧倒したシティ。なかなか先制のチャンスを作れないでいると、“狼”に噛みつかれてしまう。

 後半12分、左CKを獲得したウルブスはショートコーナーのリターンからMFジョアン・モウティーニョがクロスを供給し、後方からタイミングよく走り込んだDFウィリー・ボリーが合わせる。ボリ―の右手に当たったように見えたが、得点が認められた。

 まさかの失点を喫したシティは後半17分、MFベルナルド・シウバに代えてジェズスを投入。23分、PA右角あたりでFKを獲得すると、キッカーのMFイルカイ・ギュンドアンのクロスをフリーで飛び込んだDFエメリク・ラポルトが頭で合わせ、試合を振り出しに戻した。32分には、左サイドからDFバンジャマン・メンディが鋭いクロスを送り、ジェズスがドンピシャヘッドもGKの正面を突いた。

 直後にシティはギュンドガンを下げてMFレロイ・サネ、40分にはスターリングに代えてMFリヤド・マフレズを送り込む。終盤は一方的にシティが攻め込むが、昨季チャンピオンシップ(2部相当)王者のウルブスの守りを最後まで崩せず、終了間際のアグエロのFKもクロスバーを直撃。試合は1-1のままタイムアップを迎え、プレミア王者が格下相手にまさかのドローゲームに終わった。

●プレミアリーグ2018-19特集

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

TOP