インテルのピエロ・アウジリオSD(スポーツディレクター)は26日、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、今夏の移籍市場について言及した。

　インテルは今夏のメルカートにおいて、MFラジャ・ナインゴランやFWラウタロ・マルティネス、DFシメ・ブルサリコなどを獲得し、複数のポジションを補強した。

　だが一方でMFイバン・ペリシッチやMFマルセロ・ブロゾビッチ、MFルカ・モドリッチをレアル・マドリーから獲得しようと交渉に乗り出していたが、失敗に終わった。

　26日のセリエA第2節トリノ戦(△2-2)の開始前、インタビューを受けたアウジリオSDは、レアルMFの獲得までどれほど近づいていたのかを問われると、とぼけて見せた。

「モドリッチ? 誰だね? 我々はチームに満足している。監督と相談していた通り、やるべきことはできた。我々の見解では、十分な戦力を持つチームであり、満員の状態だ」

　またアウジリオSDは、当初、今夏のインテル退団が濃厚とされていたポルトガル代表MFジョアン・マリオの去就についても述べた。

「ジョアン・マリオはドアに立たされているわけではない。複数のオファーを受けて、最初はオファーを検討していた。だが今は練習に取り組んでおり、チームの構想内の選手だ」

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