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「私の過去はバイエルンだけ」シュバインシュタイガーが古巣に惜別ゴール

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MFバスティアン・シュバインシュタイガー

 バイエルンは28日、アメリカMLSのシカゴ・ファイアーに所属する元ドイツ代表MFバスティアン・シュバインシュタイガーの送別試合を本拠地アリアンツ・アレーナで開催した。75000人のファンが見守る中、古巣バイエルン、現所属シカゴの両チームでプレーしたシュバイニーはゴールを挙げ、ファンに別れを告げた。

 バイエルンの下部組織で育ったシュヴァインシュタイガーはトップチームに昇格後、2002年にプロデビューすると、バイエルン一筋でプレーし、黄金期を経験した。2015年夏にマンチェスター・ユナイテッドに移籍。その3年後に別れの場が設けられた。

 前半はシカゴのキャプテンとして、後半はバイエルンのキャプテンとしてプレー。後半38分に待望の瞬間が訪れた。左サイドのDFダビド・アラバがクロスを入れると、加速して一気に前線に飛び出し、右足ボレーを鮮やかに叩き込んだ。これがバイエルンの4点目となり、4-0で勝利。MFアリエン・ロッベン、MFフランク・リベリらに胴上げされ、宙を舞った。

 独『ビルト』によると、試合後、シュバインシュタイガーは「最高だよ!毎秒を楽しんだ。もう一度プレーできたことを誇りに思うよ。今日はまたゴールを決めなければならなかったんだ。本当に幸せだ」と感慨深げに語ると、「私は皆さんの一人であり、これからもいつもそうだろう。私の過去は他のどこでもない、バイエルンだけにある」と、声を震わせながらファンに感謝のメッセージを送った。

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