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元横浜FMデゲネクが劇的1G1A!! レッドスターが欧州CL本戦へ、南野ザルツブルクは敗退

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2つのアウェーゴールで本戦進出を決めたレッドスター

[8.30 欧州CL予選プレーオフ第2戦 ザルツブルク2-2レッドスター]

 UEFAチャンピオンズリーグは29日、予選プレーオフ第2戦を行い、FW南野拓実所属のザルツブルク(オーストリア)がレッドスター(セルビア)と対戦した。2点を先制しながらも2-2で引き分け、アウェーゴールの差でレッドスターが本戦進出。南野はベンチ入りしたが、出番はなかった。

 前身のカジノ・ザルツブルク時代を最後に欧州CLでは予選で涙をのんできたザルツブルクは、レッドブル社の買収・強化開始以降、今回が5度目となるプレーオフ。アウェーでの第1戦を0-0で引き分け、無類の強さを誇るホームでの第2戦に臨んだ。

 先制点は前半45分、左サイドで前を向いたDFアンドレアス・ウルマーがアーリークロスを送り、FWモアネス・ダブールが中央で反応。右足での落ち着いたボレーでネットを揺らし、23年ぶりの欧州CL出場に向けて大きなリードを奪った。

 さらに後半3分、FWハンネス・ボルフがドリブルでゴール前に突破。シュートを放った直後に相手DFのレイトチャージが襲いかかり、ザルツブルクにPKが与えられた。キッカーはダブール。相手GKの動きを見ながら左に流し込み、リードは2点に広がった。

 ところがレッド・スターは後半20分、横浜FMから今夏に加入したばかりのDFミロシュ・デゲネクが敵陣深くでボールを奪い、中央に素早くクロスを配給。これをFWベン・ナブアンがボレーで叩き込み、貴重なアウェーゴールを手にする。

 そして直後の後半21分、自陣からのFKに対し、ゴール前に攻め上がったデゲネクが頭で押し込み、2-2の同点に。元Jリーガーの1ゴール1アシストで2つのアウェーゴールを奪い、わずか1分間あまりで実質的に試合をひっくり返した。

 その後はザルツブルクが試合を支配するが、ウォーミングアップを続ける南野の出番はなかなか訪れない。結局、そのままスコアは動かず、2-2のままタイムアップ。ザルツブルクは昨季4強入りを果たしたUEFAヨーロッパリーグに回り、頂点を狙う戦いに挑む。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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