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勝利に飢える“アジアの虎”、FWソン・フンミン「勝つための準備はできている」

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韓国U-23のキャプテンを務めるFWソン・フンミン

 絶対に負けられない。それは韓国も同じだ。翌9月1日に行われるアジア大会決勝戦の前日会見に韓国U-23のキャプテンを務めるFWソン・フンミンが出席して意気込みを語った。

 プレミアリーグのトッテナムに所属するソン・フンミンは1992年7月8日生まれの26歳だが、今大会にはオーバーエイジとして参戦。アジア大会を制すれば兵役が免除されることもあり、クラブ側も出場を了承した。するとキャプテンマークを託され、ここまで5試合に出場して得点こそ「1」ながらも前線で軸となり、準決勝ベトナム戦ではファン・ウィジョの得点をお膳立てするなど存在感を示した。

 優勝まであと一つ。そして相手は“宿敵”日本となった。U-23チームで出場している韓国に対し、東京五輪を見据えてU-21チームで出場している日本の印象を問われると、「U-21だろうがU-23だろうが年齢は関係ない。決勝まで来ているし、強い相手だろう」と語りつつ、「だが決勝であっても、すべての試合で準備することに変わりはない。勝つための準備はできている」と続けた。

 そして、キャプテンとして、オーバーエイジとして、チームを優勝へと力強く導こうとしている。「若い選手がいるのでリードして、アドバイスしていきたい。僕たちは明日の試合の勝利に飢えている。とにかく良い準備をしたい」と答え、大一番に向けて調整を進める。

(取材・文 折戸岳彦)
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