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“コネ選出”と批判も得点王に…韓国を金メダルに導いたG大阪FW「吐き気がするほどだった」

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大会得点王に輝いたファン・ウィジョ

 “コネ選出”と批判された中、得点王に輝くなどU-23韓国代表を金メダルに導いたガンバ大阪FWファン・ウィジョ(26)が大会を振り返った。韓国『東亜日報』が伝えている。

 アジア大会で韓国は、優勝すれば兵役が免除されるため、オーバーエイジ枠でFWソン・フンミン(26/トッテナム)やGKチョ・ヒョヌ(26/大邱FC)、将来が期待されるFWファン・ヒチャン(22/ハンブルガーSV)とFWイ・スンウ(20/ベローナ)といった海外組も招集された。

 そんな中、A代表で結果を残せていないファン・ウィジョが選出され、U-23韓国を率いる金鶴範監督が城南FC時代の恩師ということもあり、ファンからの風当たりは強かった。

 それでも、初戦のバーレーン戦でいきなりハットトリックを記録すると、続くマレーシア戦でも得点。決勝トーナメントに入ると、準々決勝で今大会2度目のハットトリックを達成するなど、決勝まで毎試合ゴールを決め、9得点で得点王に輝いた。

 日本との決勝では得点こそなかったが、延長後半13分までプレー。優勝に大きく貢献した。「今日は本当に大変だった。吐き気がするほどだった。僕じゃなくてもゴールを取れる選手が多かった。良い選手が多く、チャンピオンに値していた」と振り返った。

「金メダルのプレッシャーに選手たちはよく耐えた。本当に大変な期間だった。厳しい試合が多かった。今日だけは楽しみたい。僕たちは優勝という大きな目標を持っていた。うまくいったと思う」

 プレッシャーを跳ね除けて結果を出したファン・ウィジョ。今度は17位に低迷するG大阪でゴールを量産し、残留に導く活躍が期待される。

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