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[Rookie League]西武台が埼玉ライバル対決制し、A Group昇格!

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西武台高FW寺川洋人は大一番で2ゴールの活躍

[9.1 Rookie League B group第7節 武南高 2-3 西武台高 時之栖うさぎ島G]

 関東・静岡の強豪校の1年生たちが90分間ゲームのリーグ戦で力を磨く「2018 Rookie League」は1日、最終節を行った。B Groupの昇格争い、2位・武南高(埼玉)対3位・西武台高(埼玉)戦は3-2で西武台が勝利。2位へ浮上した西武台はA Groupへの自動昇格を決め、3位となった武南も2日の入れ替え戦を経てA Group昇格を決めている。

 展開力を武器とする西武台のゲームメーカー、MF栗田海飛は「武南は埼玉県のライバルですし、ずっと前からポイントとしていた試合で勝てたことは嬉しいです」とライバル対決勝利とA Group昇格を素直に喜んでいた。

 西武台は前半32分、前線でスケール感あるプレーを見せていたFW寺川洋人が先制ゴール。後半4分にも寺川が決めて2-0と突き放す。その西武台は21分にも交代出場のFW南雲俊冶がゴール。勝利に大きく近づいた。

 だが、武南も前線でセンスある動きを見せていたFW杉本駿吾やMF吉田陸冬を中心に反撃する。そして、23分に交代出場のMF杉沢晴基が追撃ゴール。対する西武台は寺川や俊足FW舩戸隼輔、そして「決定力だったり、シュートセンスは自分の見て欲しいところで裏への抜け出しも意識しています。(得点を量産した理由は) チームメートと呼吸を合わせることでオフサイドにならないように調整していました」というB Group得点王・FW稲木蒼史らが追加点を狙う。

 相手のスピードあるサイド攻撃を凌いだ武南は、左サイドから決定機を作るも西武台GK伊佐山縁心がビッグセーブ。それでも35分、武南は杉本がミドルシュートを決めて1点差に迫る。だが、CB小野魁士中心に落ち着いてリードを守った西武台が3-2で勝利。白熱のライバル対決を制し、来年の1年生たちにA Group昇格をプレゼントした。

(取材・文 吉田太郎)
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