ユベントスは1日にセリエA第3節でパルマと対戦して2-1で勝利。開幕3連勝を達成したものの、今夏加入のFWクリスティアーノ・ロナウドはここまで3試合にフル出場でいまだに無得点が続いている。

　C・ロナウドは4-3-3の左FWとして先発し、最前線のFWマリオ・マンジュキッチとポジションを入れ替えながらプレー。要所でチャンスをつくるも得点はできず、目利き揃いのイタリアサッカーファンたちの評価も厳しいものになってきている。

　しかしマッシミリアーノ・アッレグリ監督は焦りをみせず、「選手たちは素晴らしい仕事をしたので、皆インターナショナルブレイクを楽しむことができる」と勝利への喜びを語っている。指揮官は不発のストライカーについて「イタリアのサッカーは他とは異なり、適応には時間が掛かる」とセリエAの難しさを語り、「それに今はボールがうまく弾まなかったりシュートがわずかに外れたりと、運も味方していない」と無得点への理解を示している。

　今週からインターナショナルマッチウィークが始まるものの、ポルトガルサッカー連盟はポルトガル代表にC・ロナウドを招集せず。ユベントスでのトレーニングに集中するためといわれている。

　シーズン開始から徐々にチームを組み立て、適切な布陣や戦術を開発していく名将・アッレグリ監督。今シーズンも焦りはなく、「中断後には皆がよりフレッシュな状態になるだろうし、本物のシーズンはそれからだよ」と口にしている。

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