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久保裕也、ニュルンベルク2試合目でMOMに…「トップ下に動かされてから勢いが大きく増した」

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FW久保裕也がニュルンベルク2試合目でMOMに選出

 ニュルンベルク加入後2試合目でもフル出場したFW久保裕也に対する現地の評価は急速に高まっているようだ。1日にホームで行われたブンデスリーガ第2節のマインツ戦でもドイツでの初ゴールこそ記録しなかったものの、ドイツ誌『キッカー』ではこの試合のマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選ばれた。

 ニュルンベルクは25分に失点を許すも、90分間にわたって数々のチャンスを生み出す攻撃的なサッカーを展開。後半3分にはスウェーデン人FWミカエル・イシャクがダイレクトボレーを突き刺し、1-1に。そのまま試合が終了し、リーグ戦初勝利はお預けとなった。

 そんな中、久保は開幕節のヘルタ・ベルリン戦に続き、幾度か見せ場をつくるなどニュルンベルクの攻撃を活性化。『キッカー』が伝えるところによれば、ニュルンベルクのゴールチャンス10回と多くに絡み、自らも相手ゴールに近づくパフォーマンスを披露。同誌はそのプレーに「2」(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)と両チームトップの評価を与えた上で、MOMにも選出した。

 久保のプレーは以下のように寸評されている。

「左サイドでは少しばかりか迷いが見られたユウヤ・クボだが、中央(トップ下)に動かされてから勢いが大きく増した。素早くて、優れたテクニックも持つ日本人選手は(ニュルンベルクが)危険となった場面のほとんどに関与した」

『キッカー』ではトップ下でのプレーがより高く評価される久保。クラブは今夏のマーケット最終日にオランダ人FWバージル・ミシジャンやポルトガルのマテウス・ペレイラといったウイングを獲得したため、久保は今後、トップ下で起用される試合が増えるかもしれない。

 なおニュルンベルクは16日に行われる次節、FW大迫勇也が加入したブレーメンと敵地で対戦。それぞれ、今夏に加わった新天地で早くもレギュラーの座をつかんでいるため、その試合では日本人アタッカーの対決が実現するとみていいだろう。

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