beacon

次代のDFリーダーとして…22番背負う19歳冨安「無失点にこだわる」

このエントリーをはてなブックマークに追加

19歳のDF冨安健洋が22番を背負う

 次世代のDFリーダーとしての期待の表れだろう。7日のキリンチャレンジカップ・チリ戦(札幌ド)、11日の同コスタリカ戦(吹田S)に臨む日本代表の選手背番号が発表され、東京五輪世代からA代表初選出となったDF冨安健洋(シントトロイデン)は22番に決まった。

 日本代表の背番号22といえば、DF中澤佑二(横浜FM)が06年ドイツW杯、10年南アフリカW杯、DF吉田麻也(サウサンプトン)が14年ブラジルW杯、18年ロシアW杯で背負ってきたセンターバックを代表する番号。チーム最年少の19歳は「偉大な先輩が付けてきた番号。その番号を付けられるのは光栄」と表情を引き締めた。

 同時に「特に番号にこだわりはない。ピッチに立てるようにアピールしたい」と試合出場への意欲を見せ、「ピッチに立ったら自分のやるべきこと、無失点に抑えることを意識してやりたい」と、完封へのこだわりを口にした。

 その真意を聞かれると、「(失点を)ゼロに抑えれば負けることはない。僕はDFなので、どれだけいいプレーをしても一瞬ですべてが終わってしまうポジションでもある」と指摘。「そういうことは何度も経験してきた。だからこそ無失点にこだわるのは変わっていない」と力説した。

(取材・文 西山紘平)

●アジアカップ2019特設ページ

TOP