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まだ90分終わっただけ…湘南チョウ監督、前回王者にホーム快勝も「すぐ切り替えたい」

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チョウ・キジェ監督は「2分の1が終わっただけ」と気を引き締めた

[9.5 ルヴァン杯準々決勝第1戦 湘南 3-0 C大阪 BMWス]

 湘南ベルマーレはホームでセレッソ大阪に3-0で先勝したが、チョウ・キジェ監督は「2分の1が終わっただけ」と笑顔はなかった。

 5日、湘南はルヴァン杯準々決勝第1戦で前回王者・C大阪をホームに迎えた。8月31日のJ1第25節・長崎戦からスタメンを4人変更したが、前半28分にFW松田天馬が先制点を挙げると、後半25分にFW梅崎司、30分にMF金子大毅が加点。終盤は押し込まれるシーンが続いたが、GK秋元陽太の好セーブもあって3-0で完封勝利をおさめた。

 試合終了後のインタビューでチョウ監督は「セレッソさんに勝つためには、自分たちのサッカーをするだけでなく、相手の良さを消していかないといけない。そこを選手たちが理解してやっていた。最後、押し込まれた感じがあったが安心して見ていられた」と選手たちを称えた。「ただ、2分の1が終わっただけ。この前の(プレーオフの)仙台戦も非常にアウェーで苦しい戦いになったので、すぐ切り替えてやりたい」と気を引き締めた。

 第2戦は9日にヤンマースタジアム長居で行われる。突破すれば1996年以来、22年ぶりのベスト4入りとなる。「今回の台風で被害を受け、関西地方の方は生活をするのが大変な状態かもしれない。だが、我々はその人たちにも勇気と元気を与えられるように頑張っていきたい」と勝利を誓った。

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