メキシコ2部ドラドス・シナロアは6日、元アルゼンチン代表の英雄ディエゴ・マラドーナが新監督に就任したと発表した。

　現在57歳のマラドーナは、アルゼンチン代表として1977年から1994年まで91試合に出場。アルゼンチン代表監督としては2008年から2010年まで指揮を執った。昨シーズンはUAE2部のアル・フジャイラで監督を務めたが、4月に契約が終了していた。

　メキシコ紙によれば、6日に解任されたフランシスコ・ゴメス監督の後任としてマラドーナに声がかかったのだという。クラブは公式ツイッター(@#HazlaDeDiez)上で「ウェルカム、ディエゴ」というメッセージビデオを公開し、マラドーナ就任に歓喜を示している。

　ドラドス・シナロアは2003年創設のクラブ。マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が現役最後に所属したクラブとして知られる。今シーズンは開幕6試合を終えて3分3敗の未勝利で、暫定13位に沈んでいる。マラドーナはチームを立て直し、窮地から救うことができるか。