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W杯不出場のイタリア、マンチーニ監督が初公式戦へ意欲「充実感のある大会に」

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イタリア代表がネーションズリーグに挑む

 ボローニャで行われるUEFAネーションズリーグ第1節イタリア対ポーランド戦に向けて、イタリア代表指揮官のロベルト・マンチーニが6日、前日記者会見に出席し、意気込みを語った。

 5月に監督に就任したマンチーニにとって、7日のポーランド戦は初の公式戦となる。指揮官はすでにスターティングメンバーを決めていることを示唆した。だがインテルやマンチェスター・シティ時代の愛弟子であるFWマリオ・バロテッリなど、具体的な名前を挙げてメンバーを明かすことは避け、「11人はすでに決めている。バロテッリは出るか? まずは選手に伝えるのが先だろう。それから皆さんには言う」と述べるにとどまった。

 イタリアは昨年11月、スウェーデンとのプレーオフに敗れ、60年ぶりにW杯出場を逃す辛酸をなめた。代表の復権に向けて、マンチーニは選手時代にプレーしたボローニャの地で意気込みを語っている。

「代表指揮官として初の公式戦になるので、当然、非常に興奮している。フォーメーション? 姿勢が大事だ。攻撃し、勝たなければならない。選手たちが自分たちのプレーを見せ、チャンスを作ってくれることを願っている。無駄にできる時間などない。すぐに挑戦していきたい。充実感のある大会になるだろう。3ポイントの獲得を目指して戦うことは、若手選手にとっても重要だ。現在、我々よりも“格上”の2チーム(ポーランドとポルトガル)とグループを戦うわけでハードルは上がる。全員がトップコンディションにあるわけではない。それに3日間で2試合を戦うことになるので、交代を検討している」

 一方、ポーランドの指揮官イェジー・ブジェンチェクもイタリア戦に向けて会見で意欲を見せた。ポーランドはロシアW杯に出場したものの、勝利は唯一、最終戦の日本戦のみでグループリーグを最下位で敗退した。ポーランドの新監督も過去とは決別し、前を向く。

「過去のことは振り返るつもりはない。W杯では落胆したが、潜在力は優れている。ロシアで起きたことを考えるのはやめて、現在に集中したい。アウェーであるため、この点から見てもイタリアが優勢だろう。だが我々の土台はしっかりしているし、イタリアリーグを知っている選手が何人もいる。イタリア代表には最大限の敬意を払いつつ、ここ数日間での練習の成果を確認したい」

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