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互いに決定打欠いてスコアレスドロー…水戸と勝ち点1分け合った町田は首位キープ

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[9.9 J2第32節 町田0-0水戸 町田]]

 J2リーグは9日、第32節を行った。町田市立陸上競技場ではFC町田ゼルビア水戸ホーリーホックが対戦し、0-0で引き分けた。町田は連勝が「3」でストップしたが、9戦無敗(7勝2分)。水戸は2試合連続ドローで4戦負けなし(2勝2分)とした。

 前半はスコアレスに終わった。町田は序盤からMF土岐田洸平がミドルシュートを放つなど、積極的にゴールに迫った。一方の水戸はFWジェフェルソン・バイアーノにボールを集めたがフォローが遅く、リズムよく攻め込むことができず。前半44分には、右サイドからDF田向泰輝が鋭いクロスを送り、バイアーノがタイミングよく飛び込んだが、わずかに合わなかった。

 後半も均衡した状況が続く。町田は24分、右サイドから切れ込んだMF森村昂太がFW中島裕希とのパス交換から左足を振り抜く。ゴール左上を狙ったコントロールショットだったが、わずかに枠を外れる。対する水戸は28分に2枚替え。MF茂木駿佑とMF伊藤涼太郎を下げ、MF船谷圭祐とFWバティスタを入れた。

 CKで多彩なバリエーションを披露する町田は後半36分に決定機。右CKからキッカーのMF平戸太貴が右足でkロスを送ると、MF土居柊太がヘディングシュートを叩き込む。しかし、横っ飛びしたGK松井謙弥に弾き出され、スコアを動かすことができない。

 終盤は町田のペース。高い位置でボールを奪い、素早く前線へとパスをつなぐ。さらに守備でもバイアーノ、バティスタに仕事をさせず、試合はそのままタイムアップ。最後まで互いにゴールネットを揺らすことができず、スコアレスドローに終わった。なお、町田は松本と勝ち点60で並んだが、得失点差で首位をキープした。

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