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エイバル監督、ベティスに移籍した乾貴士について「悲しむべきは…」

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今夏ベティスに移籍したMF乾貴士

 エイバルを率いるホセ・ルイス・メンディリバル監督が、昨季まで同チームでプレーしたMF乾貴士を無料で放出してしまったことを悔いている。

 乾は昨季、エイバルと契約延長交渉でほぼ合意に達していたが、結局はフリーでベティスに移籍することを選択した。

 エイバルを率いるメンディリバル監督は公の場で、乾の人柄、戦術理解力、収めた成果などへの満足感を表してきたが、クラブに金を置いていかなかったことには不満の様子だ。スペイン『ディアリオ・バスコ』とのインタビューで、次のように述べている。

「小さな町にあるエイバルというクラブでは、予算の90%をテレビ放映権収入に頼らざるを得ず、そのことにはため息を漏らしている。このクラブにとって、ほかの方法で収入を得ることは難しい。選手の売却収入でもない限りはね」

「今季はアレホとカパを売却でき、そこではうまくやり繰りしていくことができた。悲しむべきはイヌイ、それとダニ・ガルシアがタダで行ってしまったことだ。在籍選手との契約は延長しなくてはならない。外から選手を引っ張ってくるのは、いつもコストがかかるのだから」

 なおドイツの移籍専門サイト『トランスファー・マルクト』では乾の市場価格は750万ユーロと見積もられている。一方リーガでプレーするもう一人の日本人選手、ヘタフェMF柴崎額は300万ユーロとなっている。

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