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「日本を代表する選手になってほしい…」、湘南指揮官が4強入り導いた20歳MFを賞賛

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2試合連続ゴールを決めたMF金子大毅

 湘南ベルマーレを22年ぶりのベスト4進出に導いたMF金子大毅(20)。チョウ・キジェ監督は「勇気がある。もっと経験を積んで日本を代表する選手になってほしい」と高く評価した。

 5日にホームで行われた前回王者セレッソ大阪との準々決勝第1戦。先発出場を果たした金子は、2-0で迎えた後半30分、右サイドからDF山根視来が上げたクロスをペナルティーアーク内で受け、相手をかわして左足を一閃。ゴール左隅に突き刺し、3-0の勝利に大きく貢献した。

 そして迎えた9日、アウェーでの第2戦でも金子がゴールネットを揺らす。1点ビハインドの前半31分、ハーフェーライン付近でインターセプトすると、そのまま一直線にゴール前へ。チームメイトが並走していたが、そのままシュートを選択し、右足シュートをゴール左隅に流し込んだ。

「いい形でボールを奪えて、追い越してくれる味方もいたので数的優位になれた。前が空いていたので、ドリブルで仕掛けてシュートを打とうと思った。それがうまくいって良かった」

 金子の2戦連発で貴重なアウェーゴールを手にした湘南は、再び勝ち越しを許しながらも、前半終了間際にFW山崎凌吾のPKで同点。そのまま2-2で試合を終え、2試合合計5-2で1996年以来、22年ぶりのルヴァン杯準決勝進出を決めた。

 U-20日本代表歴を持つ金子は、豊富な運動量とボール奪取力を武器とするボランチ。市立船橋高から神奈川大に進学したが、大学2年生となった今季に湘南に加入し、ここまでリーグ戦3試合1得点、ルヴァン杯6試合2得点をマークしている。

 指揮官は試合後のインタビューで金子について言及。「非常に若いですが、勇気がある。前に運べる選手。これから、もっともっといい経験を積んで日本を代表する選手になって欲しい」と今後の活躍を願った。

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