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アウェーの第1戦ドローも敗退…川崎F阿部「先に失点したのがすべて」

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[9.9 ルヴァン杯準々決勝第2戦 川崎F1-3鹿島 味スタ]

 4日前に行われたアウェーでの第1戦。アウェーゴールを奪ってのドローに持ち込んだ川崎フロンターレは、優位な状況でホームでの第2戦を迎えた。しかし、鹿島に1-3で敗れ、準々決勝で姿を消すことになった。

 序盤こそ押し込む時間帯をつくったものの、前半28分に先制点を献上。MF阿部浩之は「第1戦のアウェー戦を引き分けていたけど、先に失点したのがすべてだと思う」と唇を噛む。さらに同37分には2点目を奪われてリードを広げられ、「その後の失点も痛かった」と声を落とした。

 後半に入ると、阿部は左サイドハーフから2トップの一角に入り、縦への推進力を生もうと奮闘。後半6分には、1点差に詰め寄るPKを沈めたものの、後半27分にダメ押しゴールを奪われて万事休す。「後半、点を取ってからちょっと行けそうな雰囲気があったけど、力不足で行けなかった」と悔しさを滲ませた。

 ルヴァン杯はベスト8で敗退。当然、悔しさはあるが、「ルヴァンは終わったけど、切り替えてJリーグを戦いたい」とすぐさま前を向く。第25節終了時点で、首位広島との勝ち点差は「9」。川崎Fは消化試合が1試合少ないこともあり、「まだまだ全然いけると思う」とリーグ戦の逆転優勝へと視線を移す。

(取材・文 折戸岳彦)

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