元デンマーク代表FWニクラス・ベントナー(30)が、母国デンマークでタクシー運転手に暴行した容疑で逮捕された。『サン』が報じている。

　事件は9日早朝に発生。デンマークの首都コペンハーゲンでタクシー運転手に暴行を働いたのだという。運転手は顎を負傷。運転手が勤務するタクシー会社は「加害者がクラス・ベントナーであったと被害者が確認している。警察にも報告している」と声明を出している。

　ベントナーは2004年にアーセナルの下部組織に入団。05年よりトップチームでプレーし、バーミンガムなどへのレンタル移籍を経験したが、14年までアーセナルに在籍した。その後はボルフスブルク、ノッティンガム・フォレストでのプレーを経て、現在はノルウェーのローゼンボリに在籍している。

　デンマーク代表としてもプレーする同選手だが、9日にウェールズ代表とのUEFAネーションズカップを戦った同代表へは招集外となっていた。