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川崎Fと森保Jで異なる“タッチ制限” 車屋「今日も全員がダイレクトで…」

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DF車屋紳太郎はコスタリカ戦に左サイドバックで先発か

 チームの戦術理解度も徐々に深まっているようだ。日本代表DF車屋紳太郎(川崎F)は森保ジャパンの初陣となる11日のコスタリカ戦(吹田S)を翌日に控え、「みんなが同じ意思を持ってできるように、意思統一しやすい練習をやっている。まだ学ぶことはあるけど、短い中で理解できたかなと思う」と、森保一監督の指導法の一端を明かした。

 大阪入りしてからは2日連続の非公開練習となったが、紅白戦などゲーム形式のトレーニングで戦術確認に時間を割いているようだ。「(練習では)タッチ制限が多い。フロンターレではタッチ制限がなかったから、最初は難しさもあった」という車屋は「今日も全員がダイレクトでゲームをやったけど、チームとしても良くなってきていると思う」と手応えを口にした。

 3バックなら左ウイングバック、4バックなら左サイドバックに入ることが予想される26歳のレフティーは「左サイドは(中島)翔哉だったり(伊藤)達哉だったり、ドリブルできる選手が多い。そういう選手を生かすポジションというか、中に入ったり、プレーを使い分けて、お互いが生きるように気を配りながらやりたい」と、コンビネーションへの意識を強めている。

 コスタリカについては「パワフルというか、サイドの選手は(縦への)推進力がある。自陣深い位置からもドリブルで持ってくるような選手もいた」と、その印象を口にすると、「そこで押し込まれると苦しい展開になる。サイドはこっちが押し込む展開をつくれれば、相手の良さを消せるのかなと思う」と、サイドの攻防をポイントに挙げた。

(取材・文 西山紘平)

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