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メッシが落選…スペイン指揮官、FIFA最優秀選手賞の選考に異論「彼は1つレベルが違う」

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ルイス・エンリケ監督はメッシこそが世界最高の選手と説く

 先日、国際サッカー連盟(FIFA)が2018年最優秀選手賞の最終候補者3名を発表したが、スペイン代表を指揮するルイス・エンリケ監督は、世界最高の選手は依然として古巣バルセロナアルゼンチン代表FWリオネル・メッシと考えている。英『フォー・フォー・トゥー』が伝えた。

 FIFAは、最終候補としてレアル・マドリークロアチア代表MFルカ・モドリッチユベントスポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドリバプールエジプト代表FWモハメド・サラーの3人を選出。メッシやフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン(A・マドリー)らが候補から外れた。

 最終候補に残ったC・ロナウドとモドリッチは、レアルを前人未踏のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)3連覇に導き、モドリッチについてはロシア・ワールドカップ(W杯)で母国の準優勝に大きく貢献し、大会MVPを受賞している。また、サラーはプレミアリーグ得点王に輝き、リバプールのCL準優勝にも貢献した。

 しかし、メッシが外れたことに疑問を感じている人も多い。エンリケ監督もその1人だ。ロシアW杯では結果を残せなかったが、バルセロナではリーガ・エスパニョーラとコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)優勝に大きく貢献したほか、リーガの得点王にも輝いている。

 11日にUEFAネーションズリーグ(UNL)のクロアチア戦を控えているスペインの指揮官は、「クロアチア代表の選手について語るなら、モドリッチと(イバン・)ラキティッチについて語りたい。どちらも個人賞にふさわしい選手だ」と才能を認めつつも、「だが、最優秀選手賞はメッシに送られるべきだろう。彼は他の選手と1つレベルが違う」と、バルセロナで指導した愛弟子を推した。

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