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ボランチの“ニュー遠藤航”が魅せた!盟友・南野の初ゴールをアシスト

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アシストのDF遠藤航がMF南野拓実と抱き合う

[9.11 キリンチャレンジカップ 日本3-0コスタリカ 吹田S]

 1点リードで迎えた後半21分だった。センターサークル内でセカンドボールを絡め取ったボランチのDF遠藤航(シントトロイデン)は、ドリブルからMF中島翔哉に預けてそのまま前方のスペースへ。PA内に進入して中島からリターンのスルーパスを受けると、さらにもう一つえぐって中央へ折り返した。これをMF南野拓実(ザルツブルク)が左足でシュート。南野の代表初ゴールで日本は2-0とリードを広げた。

「中盤をやるにあたって最近意識しているのは、ワンタッチで縦に入れるという良さを持ちながらも、少しボールを持ってタメをつくって展開していくようなプレー。両方の選択肢を持つようにしていて、今日のアシストのシーンはドリブルで運んでいきながら展開していくことができた。最後は(南野)拓実がうまく決めてくれた」

 理路整然と振り返る表情に充実感が浮かぶ。ベルギーに移籍して1か月。これまで代表では右サイドバックでの出場が多かったが、「(所属チームで)ずっと中盤でやり続けているのが自分には大きい。そもそも1か月続けて中盤でやっているのが初めて。中盤でやれるという自信がメンタル的に大きくなっている」と目を輝かせた。

 コスタリカ戦の前、「『遠藤、変わったな』と言われるくらいのプレーを見せたい」と話していたことを現実にしてみせた。アシストシーン以外でも攻撃に何度も絡み、バリエーションも多かった。

 さらにうれしさを隠さない理由がもう一つある。主将を務めたリオデジャネイロ五輪代表トリオでゴールを生み出したことだ。遠藤が起点となり、中島がつなぎ、再び遠藤がチャンスを仕立て上げ、南野が決めた。

「オリンピックが終わったあと、こうやってA代表でまた会おうという話はみんなでしていた。実際にそうなってきたのはうれしい。でも他にもリオ組はいる。これからの代表はリオ組で引っ張っていくくらいの気持ちでやりたい」。新生・日本代表を引っ張る一人、“ニュー遠藤”が輝きを見せた。

(取材・文 矢内由美子)

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