beacon

互いに暫定監督、エース不在のコロンビアvsアルゼンチンは決定打を欠いてスコアレスドロー

このエントリーをはてなブックマークに追加

コロンビアvsアルゼンチンは決定打を欠いてスコアレスドロー

[9.11 国際親善試合 コロンビア0-0アルゼンチン]

 国際親善試合が11日に行われ、コロンビア代表アルゼンチン代表による強豪対決は0-0で引き分けた。

 ロシア・ワールドカップ(W杯)でベスト16敗退となったアルゼンチンは、大会後にホルヘ・サンパオリ監督を解任。後任が決まらず、今月の親善試合はU-20代表監督のリオネル・スカローニ氏が暫定監督を務める。一方のコロンビアも2012年から指揮してきたホセ・ペケルマン監督が退任。U-20チームのアルトゥーロ・レジェス氏が暫定監督を務めている。

 FWリオネル・メッシ、MFハメス・ロドリゲスとともにキーマンが不在の中、前半はスコアレスに終わった。アルゼンチンは前半6分、DFファブリシオ・ブストスの横パスをMFエセキエル・パラシオスがペナルティーアーク手前から左足ダイレクトシュートで狙う。しかし、これはGKダビド・オスピナのファインセーブに阻まれてしまう。15分には、DFニコラス・タグリアフィコがPA左に空いたスペースに鋭いパスを送り、FWマウロ・イカルディが滑り込みながら左足で狙ったが、ここもGKオスピナに防がれた。

 対するコロンビアはボール支配率こそ高いが、なかなか決定機を作り出すことができない。前半27分、敵陣中央でMFフアン・クアドラードがボールを奪ってFWラダメル・ファルカオにつなぐ。ファルカオはそのままシュートを選択し、ペナルティーアーク右脇から右足を振り抜いたが、ゴール左下隅に飛んだシュートはGKフランコ・アルマニに弾き出された。

 後半に入っても均衡した状況が続く。アルゼンチンがFWパウロ・ディバラ、コロンビアがFWカルロス・バッカと攻撃的な選手を送り込むも、スコアになかなか「1」が刻まれない。コロンビアは23分、MFフアン・フェルナンド・キンテロの浮き球パスで裏を取ったバッカが飛び出したGKをかわしに行くも、GKアルマニに突破を止められ、チャンスを逃した。

 後半はコロンビアがゴールに迫るシーンを多く作ったが精度が低く、決定的なシュートを枠内に飛ばすことができない。交代で出場した選手たちも違いを生み出すには至らず、試合はそのままスコアレスで終了を迎えた。

TOP