大分トリニータは12日、U-18所属の選手が9日にゴールポストの移動時にポストの継ぎ目にできた隙間に指を挟み、裂傷を負う事故が発生したことを発表した。クラブは選手およびその家族に対して謝罪するとともに、「重大事故につながりかねない事態」と判断し、今後の対応策を挙げている。

　クラブによると今回の原因は、ゴールポストの経年およびボール等の衝撃によるボルト・ナットの緩み、歪みからポストの継ぎ目に隙間が発生したことだという。

　今後の対応策として「(1)メンテナンスの強化:①クラブハウス管理人による週1回の点検　②専門業者による半年に1度のメンテナンス (2)注意喚起および指導:③ゴールポストの継ぎ目に『指づめ注意』のステッカーを貼付し、注意を促す を対策として制度化を徹底します」としている。

　また、一般の利用者に対しては、ゴール移動時の指づめに注意するようホームページ等で呼びかけを行うとともに、スクールではゴールポストの運搬・セッティングを丁寧に行うように指導を徹底していくとした。

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