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選手主導で被災地支援へ…広島出身Jリーガーら8人がクラウドファンディング開始

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発起人の川崎フロンターレMF田坂祐介

 広島出身のJリーガーら8人が今月、平成30年7月豪雨で被災した地元の復興に役立てようと、クラウドファンディングをスタートさせた。目標とする金額は400万円で、返礼品にはサイン入りグッズや写真撮影の権利など豪華特典が用意されている。

 支援サイトによると、発起人は川崎フロンターレのMF田坂祐介。自身がサッカーを始めた広島市安佐北区高陽町の広島高陽FC出身の7人と協力し、ひろしまNPOセンターと連携して活動を行う「ミンナノチカラ」を立ち上げた

 メンバーは田坂の他、MF高柳一誠(山口)、DF森重真人(FC東京)、GK増田卓也(長崎)、MF中山雄登(熊本)、FW渡大生(広島)、MF川辺駿(広島)、MF元田龍矢(ヴァンラーレ八戸/JFL)の8人。広島県を中心とした死者・行方不明者は計114人を記録し、建物・家屋にも甚大な被害を受けた被災地を助けたい一心で集まった。

 クラウドファンディングはインターネット経由で資金の提供を呼びかける仕組み。その多くはリターンと呼ばれる返礼品が設定される。今回の目標金額は400万円。リターンにはトレーディングカード、サイン入りグッズ、また2019シーズンに選手と写真撮影ができる権利などが提示されている。

 集められた資金は広島市の被災地で活動している非営利法人(NPO)やボランティアの活動資金として使用される予定。復興支援や生活再建支援だけでなく、コミュニティの再生や復興のまちづくりなど幅広い使途が示されている。

 実施期間は今月6日から12月21日まで。13日午前9時現在、約150万円が集まり、目標達成率は30%となっている。詳しくは支援サイト『A-port』へ。

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