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フローニンゲン幹部、堂安律へのオファー拒否に後悔なし「最高の選手を出すべきではない」

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日本代表に初選出された堂安律

 フローニンゲンのテクニカル・マネージャー、ロン・ヤンス氏は、MF堂安律に対するCSKAモスクワからのオファーを拒否したことに後悔はないと話した。

 昨シーズンからフローニンゲンに活躍の場を移した堂安は、デビューシーズンから二桁得点を記録するなど活躍。これを受け、5月に同クラブがオプションを行使して完全移籍に至った同選手に対してCSKAモスクワが一部報道では1000万ユーロ(約13億円)程度のオファーを提示した。しかし、クラブは日本代表MFの売却を断固として拒否する。

 CSKAモスクワからのオファーを拒否した舞台裏をヤンス氏はオランダ『Dagblad van het』のインタビューで明かした。堂安を売却した資金を利用して補強に動ける可能性があったのではないかと問われ「もちろんその可能性はあったが、またチャンスが来ると思った」と回答。

「5月に我々がオプションを行使した彼は、注目を集める選手の1人だ。サポーターやスタッフ、みんながトッププレーヤーの残留を望んだ。それに、経営面で資金を得る必要がなければ我々は最高の選手を出すべきではない。多くの興味が寄せられていたから堂安にとって難しい時間だったと思うが、特別な選手であることに変わりはない」

 そして、堂安が活躍を続ける限り、再び高額なオファーが舞い込んでくるだろうとヤンス氏は話した。「ビッグクラブに移籍するチャンスはそのうちにやって来るだろう。我々はそう願っている」

 先日、日本代表としてデビューした堂安は、15日のアヤックス戦での活躍が期待される。

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