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ロシア行き破談のテリーはこのまま引退?サッリもコーチとしてのチェルシー帰還を歓迎

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スパルタク・モスクワ移籍が決裂したDFジョン・テリー

 DFジョン・テリーは、現役続行に意欲を燃やすも、将来的には監督になりたいとの希望を明かした。

 昨夏にチェルシーを離れ、アストン・ビラでプレーを続けたテリーだが、今夏に同クラブからも退団し、無所属に。同選手に対してスパルタク・モスクワが獲得に動いていたが、家族と話し合った末に合意間近に交渉は決裂した。

 その後、チェルシーのトレーニングセンターに戻って、コーチングライセンス取得に向けて下部組織を指導するテリーは、このまま引退し、マウリツィオ・サッリ監督のバックルームスタッフになるのではないかと考えられている。しかし、もう1シーズン、選手としてプレーしたいと考える同選手は『The 5th Stand』で今後のことについて口を開いた。

「今後のことはまだ決めかねている。最後の試合は監督として迎えたいし、そのために今ここで少年たちとともに取り組んでいる」

 また、アストン・ビラを退団して初めて家族とともに夏季休暇を過ごせたと語ったテリーだが、選手としてこれからもプレーするためにトレーニングを欠かさずに続けていると話した。

「この22年で初めて家族とともに良い7週間を過ごせた。本当に価値ある時間だった。それでも、僕は毎日トレーニングをしていたし、チャンスが来ることを願ってコンディションを保ちたいと考えていた。だから僕は今でもそのチャンスを待っている。まだ決まっていないけれど、この時間を本当に楽しめている。これは僕が本当に求めていたものだ」

 一方でチェルシーのサッリ監督は、コーチとしてテリーがクラブに帰還するのなら喜んで迎え入れたいとカーディフ戦前の会見で話した。

「彼はこのクラブの歴史そのものだから彼を迎え入れたい。彼はこのクラブですべてを勝ち取ったのだから、その決断は彼次第だ。仮に彼がもう1シーズンプレーしたいというのなら、プレーすることが正解だと思う。仮に彼が我々を助けてくれるのなら、私はとても、とてもハッピーだ」

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