beacon

竹内&白崎&河井弾で清水が3発勝利!! 柏、鈴木J復帰戦を白星で飾れず

このエントリーをはてなブックマークに追加

先制点を決めた清水エスパルスMF竹内涼(中央)

[9.15 J1第26節 柏2-3清水 三協F柏]

 J1は15日に第26節を開催し、三協フロンテア柏スタジアムでは柏レイソル清水エスパルスが対戦。前半10分にMF竹内涼の得点で先制した清水は、後半7分にMF白崎凌兵が加点。同19分にFW瀬川祐輔に決められて柏に1点差に詰め寄られたものの、同36分にMF河井陽介がゴールを奪うと、その後の柏の反撃を1点に抑えて3-2の勝利を収めた。

 ホームの柏は1日のJ1第25節横浜FM戦(●1-3)から先発4人を入れ替え、MF中川寛斗、DF亀川諒史、そして9日に3年ぶりの復帰が発表されたばかりのDF鈴木大輔、J1デビュー戦となるDF中川創らを先発起用。一方の清水は前節仙台戦(●1-2)から先発5人を入れ替え、FW北川航也、FWクリスラン、竹内、DF角田誠、DF立田悠悟らがスターティングメンバーに名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]

 前半10分に試合を動かしたのはアウェーの清水だった。左サイドからDF松原后が中央に送ったボールを北川がスルーして白崎が丁寧に落とすと、後方から走り込んだ竹内がPA外から鮮やかなミドルシュートを突き刺し、スコアを1-0とした。さらに同17分には左サイドから送られたグラウンダーのクロスをMF金子翔太、同19分には北川の浮き球のパスから抜け出したクリスランが狙うも、ともにネットを揺らせずに追加点を奪うには至らなかった。

 その後も清水ペースで試合は進み、柏は前線のFWクリスティアーノや瀬川らへボールを届けられず、なかなか攻撃の形を作れない。

 1-0と清水がリードしたまま後半を迎えると、同7分に一瞬の隙を突いて清水が追加点を奪取。金子が蹴り出したCKは一度ははね返されたものの、再びゴール前に送られたボールを白崎が鮮やかなジャンピングボレーで沈めてリードを2点差に広げた。しかし同19分、MF小泉慶の縦パスを粘ってキープした瀬川が左足シュートを突き刺し、柏が1点差に詰め寄る。

 だが後半35分に左サイドからFWミッチェル・デュークが送ったクロスの流れから、最後は河井が右足で押し込んで再びリードを2点差に広げた清水が、柏の反撃を同アディショナルタイムのクリスティアーノの1点に抑えて3-2の勝利を収めた。

(取材・文 折戸岳彦)
★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ

TOP