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容赦ないゴールラッシュ…川崎F、家長から田中碧デビュー弾まで7人の得点で札幌を粉砕

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川崎Fが7発大勝

[9.15 J1第26節 川崎F7-0札幌 等々力]

 J1リーグは15日、第26節を行い、川崎フロンターレはホームで北海道コンサドーレ札幌と対戦し、7-0で大勝した。

 川崎Fは前節から先発2人を変更し、MF下田北斗が今季リーグ戦初出場初先発。DF奈良竜樹が7試合ぶりにスタメン復帰した。札幌は1人を変更し、MF荒野拓馬がスタメンに入った。

 序盤は札幌が流れをつかみ、前半7分、左後方からDF福森晃斗がクロスを入れると、相手のクリアボールに反応した荒野がPA内右から右足シュート。8分にも福森のロングフィードから荒野が左足に持ち替えて決定的なシュートを放ったが、これはGKチョン・ソンリョンが好セーブ。こぼれ球をFW都倉賢が押し込んだが、オフサイドの判定が下された。

 前半14分には都倉の右クロスをMFチャナティップが左足シュートで狙ったが、わずかにゴール左へ。すると、札幌の猛攻を耐えしのいだ川崎Fが試合を動かす。前半28分、相手ボールを奪ったMF中村憲剛が斜めにパスを出し、MF家長昭博がPA内右から右足シュート。これはGKク・ソンユンに阻まれたが、こぼれ球に反応した家長が狙い澄ました左足シュートをゴール左上隅に突き刺した。

 先制に成功した川崎Fはその2分後にも追加点。相手ボールを奪取した家長からパスを受けたFW小林悠がドリブルで持ち上がり、並走していた中村に右クロスを供給。中村は右足ボレーでネットを揺らし、2-0。前半40分にも下田のボール奪取から中村のパスを受けた小林が右足シュート。これはGKク・ソンユンが足で防いだが、こぼれ球をMF阿部浩之が左足で押し込んだ。

 3-0で前半を折り返すと、後半も川崎Fが一方的に押し込む。後半12分、こぼれ球に反応した家長がPA内左のゴールライン際からふわりとしたクロスを入れ、ファーサイドに走り込んだ下田が豪快な右足ボレーで叩き込み、4-0。1分後の後半13分にも相手の隙を突き、高い位置でボールを奪った小林がそのままPA内に持ち上がり、GKとの1対1を制した。

 川崎Fは最後まで攻撃の手を緩めず、後半41分、ドリブルで運んだ家長が絶妙なスルーパスを通し、最終ラインの裏に抜け出したFW知念慶が冷静な左足ループでGKの頭上を抜き、6-0。さらに後半アディショナルタイムには途中出場でJデビューを飾ったMF田中碧がとどめの7点目。川崎Fが7-0で圧勝し、消化が1試合少ない状態で首位広島との勝ち点を6差に縮めた。札幌の連勝は3で止まり、6試合ぶりに黒星を喫した。

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