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来季トップ昇格のMF本間至恩がデビュー戦でV弾!! 金沢を下して新潟を2連勝に導く

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[9.15 J2第33節 新潟2-1金沢 デンカS]

 J2リーグは15日、第33節を各地で行った。デンカビッグスワンスタジアムでは18位アルビレックス新潟と15位ツエーゲン金沢が対戦し、新潟が2-1で勝利。2連勝を飾った。一方の金沢は3試合未勝利(1分2敗)となった。

 入りが良かったのは金沢だったが、徐々に新潟が流れを引き戻すと、前半23分に先制に成功する。浮き球パスに反応したFW河田篤秀がPA右深くから中央へ折り返す。GK白井裕人が弾いたボールが中央にこぼれ、勢いよく走り込んだMF渡邉新太が相手ともつれながら強引に押し込んだ。

 しかし、新潟のリードは長くは続かない。前半26分、左CKを獲得した金沢はキッカーのMF藤村慶太が右足でクロスを供給。うまくファーサイドに回り込んだDF山本義道がヘディングシュートを叩き込み、1-1と試合を振り出しに戻した。

 金沢は後半開始からFWマラニョンに代えてFW佐藤洸一を送り込む。対する新潟は2分、PA左角でヒールパスを受けた渡邉新が左足でクロスを供給。MF加藤大がヘディングシュートを叩き込み、ゴールネットを揺らす。しかし、副審の旗が上がり、得点は認められなかった。

 後半18分にMF杉浦恭平を投入した金沢は32分、左CKからシュートコーナーを選択するもクロスはクリアされるが、このボールをペナルティーアーク手前から杉浦が左足ダイレクトボレー。抑えの効いた低い弾道のシュートだったが、惜しくもゴール右に外れてしまう。

 新潟は後半35分、最後の交代カードで渡邉新に代えて2種登録のMF本間至恩を投入。これが結果として奏功した。アディショナルタイム2分、左サイドから中央へ切れ込んだ本間が右足を振り抜くと、ゴール右隅に突き刺さって決勝点。来季トップチーム昇格が決まっている期待の若手の一撃で新潟が2-1で劇的勝利を飾った。

 リーグデビュー戦で初ゴールを挙げた18歳の本間。試合後のインタビューで「すごい嬉しいです」と笑みをみせると、「いつも練習していた形だった。コースが見えたので振り抜きました。ルヴァンでは結果を残せていなかった。結果を残したかった。(サポーターは)いつも応援してくれたので、期待に応えられてうれしい。今度はスタメンで出れるように頑張りたい」と、今後に意気込んだ。


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