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「今の子たちは本物を知らない。CR7よりも上だよ」元インテルGKが“元祖”ロナウドを絶賛

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現役時代のロナウド

 元インテルのGKセバスティアン・フレイ氏が13日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』のインタビューに応じ、“フェノーメノ(怪物)”こと元ブラジル代表のロナウド氏の偉大さを説いた。

 フレイ氏は現役時代にインテルに所属した経験を持ち、チームメイトだった“怪物”ロナウド氏のプレーを間近で見てきた。今夏、レアル・マドリーからユベントスへ移籍したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドと比較し、いかに元ブラジル代表FWが偉大であったかを説明した。

「今の子供たちは本物のロナウドの事を知らないのではないかな?私は息子にも説明しようとしているよ。1998年の頃のインテルには、地球上で最強の選手たちが揃っていた。“フェノーメノ”はサッカーを変えた。当時の世代を揺るがしたんだ」

「彼が初めての万能型の選手で、それ以前に彼のような選手はいなかった。ロニーがやっていたことを他の選手がやるのを見たことがなかったよ。現在はCR7がトップの選手だが、当時のロナウドはその1段階上だった。それに人間としても魅力的だった。クリスマスには必ず用具係を含めて全員にプレゼントを渡していたよ」

 続いてフレイ氏は、ユベントスとの契約満了後にパリSGへ移籍し、現役続行を決めたGKジャンルイジ・ブッフォンについて疑問を呈した。

「私には2つの点が理解できない。まず1つ目だが、(アルフォンス)アレオラのような最強の選手が所属しているのに、ブッフォンを獲る意味はあるのかということ。ジジは歴史を刻み、私自身も常に憧れていた。だが私が彼の立場なら引退していたと思う。2つ目だが、ロッカールーム内のリーダーを獲得したつもりなら、高価すぎるリーダーだ。パリSGのGK3人で1800万ユーロ(約24億円)にもなる」

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