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浦和、武藤の5か月ぶり弾が決勝点「自信を取り戻したい」次戦神戸戦「主役は浦和の選手」

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FW武藤雄樹が決勝点を奪った

[9.16 J1第26節 横浜FM1-2浦和 日産ス]

 同点に追いつかれて迎えた後半34分、浦和レッズはFW武藤雄樹がMF青木拓矢からの浮き球パスに反応。DFの裏で胸トラップで受けると、GKとの1対1を冷静に制して、勝ち越し点を決めた。

「青木からいいボールが来て、すごく冷静に決められた。マリノスはDFラインが高いので、背後を狙おうと話していた中で、その通りのボールが来た。そこまで繋いでくれた仲間に感謝したいです」

 長いトンネルだった。この試合まで、武藤はリーグ戦24試合に出場していたが、ゴールは4月11日の神戸戦で奪った1点のみ。15年、16年と連続して2桁ゴールを決めているストライカーが、公式戦を含めてもそこからゴールを決めることが出来ていなかった。

「僕自身も久しぶりのゴールだったので、嬉しかった。チームに迷惑をかけたことも多かったので、今日のゴールをきっかけに僕自身も自信を取り戻したい。ファブリシオ選手が怪我をしてしまったりだとか、残念なニュースもあるので、チームに貢献していければと思います」

 次戦、23日にホームで行う神戸戦は、MFアンドレス・イニエスタがいることもあり、チケットは完売。埼玉スタジアムには超満員が詰めかける予定だ。「イニエスタ選手がいることで注目度は高いと思う」と意識を高めた武藤だが、「主役はイニエスタ選手ではなく、浦和の選手だというところを見せたい」と力に変えていた。

(取材・文 児玉幸洋)
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