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ニューカッスルは5戦未勝利もファンは楽観的? 理由の1つに“未知数”武藤嘉紀の存在

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ニューカッスルFW武藤嘉紀

 ニューカッスルのFW武藤嘉紀は依然として“未知数”であると考えられているようだ。イギリス『クロニクル・ライブ』が伝えた。

 今夏に武藤やサロモン・ロンドンを獲得するなど積極的な補強に動いたニューカッスルだが、5試合を終えて1分4敗で19位に沈む。もちろん、この成績に失望しているものの、多くのサポーターがまだまだ巻き返しを図れると楽観的に考えているようだ。そして、同メディアでチームの記者を務めるクリス・ウォー氏は「ファンが楽観的でいるべき8つの理由」と題して特集を組んだ。

 その中の1つの理由として武藤が挙げられている。新加入の日本代表FWについて、ウォー氏は「今夏の最も高額な新戦力であるヨシノリ・ムトウは、4試合に途中出場してプレミアリーグで通算56分しかプレーできていない。950万ポンドのFWはストライカーとしてほどんど起用されていないにもかかわらず、イキイキとプレーしている」と言及。

「しかし、日本代表FWは依然として未知数だ。マインツでとても良いパフォーマンスを見せた彼がイングランドのフットボールに適応できているかはまだわからない。そんな中でも(監督のラファエル・)ベニテスは、ムトウがプレミアリーグに適応できればチームのためにゴールとアシストを量産してくれると自信を持っている」

「それに、ニューカッスルのファンと同様に、対戦チームもムトウの能力についてほどんど知識がない。まだ発揮できていない驚きの一面をそのうちに見せ、マグパイスにポイントをもたらす可能性がある」

 その他にも、今後は上位陣との対戦が減ることや司令塔ジョンジョ・シェルビーが復帰間近であること、ロンドンがベニテス監督のシステムに適したストライカーであることもその理由に。また、精彩を欠くケネディの復調や新加入DFフェデリコ・フェルナンデスの成功、昨シーズンの残留争いの経験、さらにベニテス監督が取り乱していないこともポジティブな要因として考えられている。

 ここまで勝利のないニューカッスルは、22日のクリスタル・パレス戦で今シーズン最初の勝ち点3を手にできるのだろうか。

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