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トッティ氏の長男のフェアプレーに称賛の嵐「真のジェントルマン」英語力にも脚光

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フランチェスコ・トッティ氏の長男に称賛の嵐

 ローマのレジェンドであるフランチェスコ・トッティ氏の長男クリスティアン・トッティ君のフェアプレーが称賛されている。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』など複数メディアが17日、伝えている。

 ローマの下部組織に所属するクリスティアン君は現在12歳。マドリードで行われたU-14マドリード・フットボール・カップにローマの一員として出場した。すると試合中、対戦相手のGKと交錯するハプニングが発生。そのままGKが倒れこむと、クリスティアン君は相手選手を気遣い、シュートチャンスをあきらめた。イタリアメディアはクリスティアン君の行為を称賛。「模範的フェアプレー」などと報じた。『Goal』のイタリア編集部も、「クリスティアンはまだ将来サッカー選手になるかどうか決めていないが、すでに彼のフェアプレーのレベルは多くのプロ選手よりも高い」と称えた。

 クリスティアン君は試合終了後、スペインメディアのインタビューに応じ、このシーンを振り返った。

「ゴールのことよりも彼が大丈夫かどうか知ることが、僕にとっては大事だった。(チームメイトが水分補給をする中)僕が彼の様子を見に行ったことを本人も喜んでくれていた。監督も僕のことを『誇りに思う』と言ってくれた」

 英語で堂々とした受け答えを行ったクリスティアン君について、『ガッゼッタ』は、「間違いなくパパよりも英語を上手に話す」と綴り、ローマのインターナショナルスクールに通っていることを紹介している。また『スカイ・スポーツ』は、「フェアプレーに加え、テレビカメラの前で素晴らしい英語力を披露し、真のジェントルマンだ」と賛辞を贈った。

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