beacon

「香川真司にとって簡単な状況ではない」CL開幕節を前にドルトムント監督が改めて言及

このエントリーをはてなブックマークに追加

ドルトムント指揮官がMF香川真司について言及

 ドルトムントは現地時間18日に行われるUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループA開幕節でクラブ・ブリュージュと対戦。ドルトムント率いるルシアン・ファーブル監督は前日の記者会見で日本代表MF香川真司の出場する可能性を問われるも明言は避けた。

 ファーブル監督はここまでの公式戦では主にMFモハムード・ダフードや新加入のアクセル・ビツェル、トーマス・ディレイニーらを4-3-3の中盤の3人に起用し、このシステムではポジションが存在しないと言われるマリオ・ゲッツェや香川らは苦しい状況が続いている。香川に関してはメンバーにすら含まれておらず、新体制の下では現時点、序列はライバルとされるゲッツェより低いと見られている。

 しかしその一方で、軽傷を負ったディレイニーの帯同が見送られたこともあり、香川はブリュージュ戦でベンチに座る可能性が出てきた。前日会見では、遠征メンバーとして現地入りした23番について「プレーするチャンスは?」との質問が飛び、ファーブル監督は「いつもこのようなことを聞かれる。他の選手についてもね」と苦笑しつつ、次のように返答している。

「以前も話したが、我々にはMFにおいて非常に多くの選手がいる。彼のような選手にとって、簡単な状況でないことを理解している。明日の試合ではフィールドプレーヤー17人がメンバーに入るが、最終的な判断に関しては様子を見ていきたい。決定するのは今日(17日)ではなく明日となる」

「ここでこれ以上のことは言えない。ただ言えるのは、我々は多くの試合に控えており、それは我々のMFたちにとっても良いことであることだ」

 続いてスイス人指揮官はゲッツェがプレーする可能性について問われると、このように述べた。

「ハッキリした答えを出すことはできない。ご存知の通り今は試合の1日前。今日も18時から、そしておそらく明日もまたトレーニングをする。とにかく様子を見たい。10月7日まで3日おきに試合があり、それをこなすためには11人以上の選手が必要だ」

 ファーブル監督はやはり香川やゲッツェの起用について明かさず。だが、似たような理由から出場機会に恵まれないこの2人だが、出番が訪れた際、ほかのMFより大きなインパクトを残さなければ、この状況を覆すことができないとも言えるかもしれない。

●チャンピオンズリーグ(CL)18-19特集
●ブンデスリーガ2018-19特集
●海外組ガイド
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP