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約2か月ぶりホーム白星に安堵も…決勝点を挙げた甲府MF佐藤「昇格を諦めていない」

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決勝点を挙げたMF佐藤和弘

[9.19 J2第32節延期分 甲府1-0大宮 中銀スタ]

 ヴァンフォーレ甲府が運も味方にして8月11日の第28節・金沢戦以来、5試合ぶりの白星を飾った。ホームでの勝利は7月21日の第24節・熊本戦以来、約2か月ぶりとなった。

 甲府がルヴァン杯準々決勝に勝ち進んだため、未消化となっていた一戦。15日の山形戦(1-1)からスタメン6人を変更した甲府は、立ち上がりから積極的に攻勢に出るも、なかなかゴールネットを揺らすことができなかった。

 それでも後半24分、MF佐藤和弘がDF清水航平とのワンツーで左サイドを突破。PA左に進入して左足でクロスを入れると、DF河本裕之に当たってコースが変わり、GK塩田仁史の手を弾いてゴールに吸い込まれた。

「チームみんなで戦ったボールをあのようにうまく崩せた中で、早いクロスを上げただけだが、それが入って良かった」(佐藤)

 これが決勝点となり、甲府が1-0で勝利。勝ち点42に伸ばし、13位に順位を上げた。だが、残り9試合となった中で、プレーオフ出場圏内の6位大宮との勝ち点差は『12』。J1復帰に向けて負けられない戦いが続く。

 試合後のヒーローインタビューで佐藤は「不甲斐ない試合が続いていた中で、こうやってホームで勝てたことが良かった」と安堵の表情。「やっぱり、もっと勝たないといけないし、もっとやれるチーム。残り少ないが、応援してくれる方々のためにも勝たないといけないし、チームのためにも勝ちたいという気持ちは強い」と力を込めた。

 次節は中2日で岡山をホームに迎える。「連戦できつい中だが、みなさんの応援が後押しになる。僕たちは昇格を諦めていない。みなさんの力が必要。これからもお願いします」とファンに応援をお願いした。

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