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CLで先発のゲッツェ、途中交代に不満「最高のプレーではなかったけど…」

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香川と同じく苦しい状況が続くマリオ・ゲッツェ

 ドルトムントMFマリオ・ゲッツェはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループA開幕節クラブ・ブリュージュ戦で62分までプレー。試合後、途中交代に不満を漏らしつつ、自身のプレーは「ベストゲームじゃなかった」とも認めている。

 ルシアン・ファーブル新監督の下でリーグ戦での出番が訪れずMF香川真司と同じく苦しい状況が続いていたゲッツェ。18日のCL第1節ではDFBポカール1回戦以来となる先発出場を果たすも、見せ場をつくることはほとんどなかった。その一方で、香川が代わりにトップ下に入ると、攻撃が活性化し、流れを呼ぶことに。そして69分から出場のMFクリスティアン・プリシッチが決勝点を挙げ、ドルトムントに勝利をもたらした。

 ピッチを退いてからスコアが動き出したゲッツェは試合後マイクに立ち向かう。ドイツ『シュポルト1』がコメントを伝えている。

「相手も疲れ始めて、僕たちがボールを持つ時間も増えていただけに、90分間プレーしたかった。僕は常にプレーしたいし、常にフル出場をしたい。それは今後も変わることはないと思う。たくさんを経験し、成功をつかんできたのでね」

「僕たちは多くの試合に臨み、みんなが必要されることを知っている。僕もその1人だ。もちろん、僕はベストゲームを見せたとは言えないけど、これ(パフォーマンス)に関してはみんなそれぞれ反省しなければいけないだろうと思う」

 また、どうやって自身の調子を上げていくと考えるのかについて、ゲッツェは「決定的なシチュエーションに入り込めること、コンスタントにプレーすることが大事」と述べ、「自信は常に持っている。失うことはない」と強気な発言を残した。

 かつてドイツ最高の逸材とも言われていた同選手だが、ポジション上のライバルである香川と同様、新監督からの信頼を勝ち取れていなかった。ブリュージュ戦ではチームにリズムを与えたとされ、現地メディアでも評価がより高かった香川だが、この先レギュラーに近づくのはどちらになるのだろうか。

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