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失点関与の浅野拓磨にハノーファー監督から励ましの言葉「下を向くことはない。誰でもミスをする」

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指揮官がFW浅野拓磨を励ます

 ハノーファーを率いるアンドレ・ブライテンライター監督は前節ライプツィヒ戦で失点に絡んだ日本代表FW浅野拓磨を「誰でもミスをする」と勇気づけた。ドイツ『シュポルトバッザー』が伝えている。

 ブライテンライター監督は浅野をこれまでの全公式戦4試合に先発起用。先月19日に行われたDFBポカール1回戦のカールスルーエ戦(6-0)では1ゴール1アシストと活躍を見せたアタッカーだが、リーグ戦では結果を出せず。そして、ブンデスリーガ第3節のライプツィヒ戦(2-3)では中盤でボールを奪われライプツィヒ2点目に関与した上、自らの好機を逸してしまっている。

 だが、指揮官は選手を批判することはないようだ。「彼を元気づける」と誓う同監督は「下を向くことはない。誰でもミスをするし、それが失点につながることもあり得る」と元気づけ、さらに「今までどおりに続ければきっとゴールで自身を報いることになるだろう」と得点力を示すのも時間の問題とした。

 ライプツィヒ戦に浅野を先発起用した理由は最終調整のトレーニングで「ものすごく説得力のあるプレーを見せ、ゴールも決め続けていた」ことも明かすブライテンライター監督。実際の試合ではその好調ぶりを再現できなかったのは「かなりの大男とマッチアップしたのでね」と相手DFイブラヒマ・コナテのフィジカルに苦しんだとのコメントを残した。

 一方、『シュポルトバッザー』はここまで原口元気が浅野と同時にピッチに立つことがなかったことを指摘。「プレシーズンキャンプのテストマッチでは2人の連携が目立ったが、同時起用により2人の順応がよりスムーズに進むかもしれない」と記し、今夏に加わった2人の相乗効果への期待をうかがわせた。

 ハノーファーは22日のブンデスリーガ第4節でアウェーでFW久保裕也が所属するニュルンベルクと対戦。この試合で、ついに浅野と原口の同時起用が実現するのだろうか。

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