beacon

ミラン指揮官のガットゥーゾ、EL初戦勝利に安堵「簡単な試合はない。勝つことが重要」

このエントリーをはてなブックマークに追加

ジェンナーロ・ガットゥーゾは勝利を喜んだ

 ミランは20日、ルクセンブルクで行われたヨーロッパリーグ(EL)第1節F91デュドランジュ戦に1-0で勝利した。指揮官のジェンナーロ・ガットゥーゾは、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、初戦での勝利を喜んだ。

 グループFのミランは20日、昨シーズンのルクセンブルク王者デュドランジュと対戦。当初の予想よりも苦しめられる展開となったが、59分のFWゴンサロ・イグアインのゴールにより1-0で勝利を収めた。相手が格下とはいえ、まず3ポイントを持ち帰ることができたことにガットゥーゾは安堵した。

「もっと良いプレーを期待していたか?いや、3ポイントを持ち帰ることを考えていた。デュドランジュがグループリーグにいるのは偶然ではないし、簡単な試合ではなかった。勝つことが重要だったのでがっかりすることはない。現代サッカーにおいて簡単な試合などない。選手を多く入れ替えるとミスが出てしまうが、選手たちのメンタリティは気に入った。出場時間の少ない選手にチャンスを与えることもできたので良かったと思う。今日は全員のプレーに満足している。今日、メンバーを変更したのは、相手が弱いからではなく、毎日の練習を見て、全員に出場機会を与えるべきだと考えたからだ。だが確信がなければリスクのある選択をしない」

 今夏DFレオナルド・ボヌッチとのトレードによりユベントスから加入した24歳のDFマッティア・カルダーラが、この一戦でようやく公式戦デビューを果たした。23歳のDFアレッシオ・ロマニョーリとともにセンターバックを組み、カルダーラは手ごたえを感じている。

「こういった試合では、無様な姿を晒してしまうことがよくある。だがよく我慢して、後半にゴールを決めることができた。自分のコンディションは上がっているし、練習でも毎日、良くなってきている。今夜の結果には満足しているよ。僕を信じてくれたクラブに恩返しをしていきたいと思う」

 なおミランは今後、ELにおいて、10月4日にオリンピアコス、10月25日にMF乾貴士の所属するベティスと対戦する。

●セリエA2018-19特集
●リーガ・エスパニョーラ2018-19特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP