ドルトムントに所属する日本代表MF香川真司は、ついに今季リーグ戦初出場を迎えることになるかもしれない。遠征メンバーの一員として21日、ホッフェンハイムへと向かった。

　ルシアン・ファーブル新監督の下ではDFBポカール1回戦に続きリーグ戦開幕3試合もメンバーに含まれず、苦境に立たされていた香川。18日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のクラブ・ブルージュ戦には途中出場を果たすも、今後の起用については不透明のままとなっていた。

　だが、香川はどうやらこの一戦で見せたプレーでファーブル監督へのアピールに成功したようだ。ここに来て、現地時間22日のブンデスリーガ第4節ホッフェンハイム戦に向けたメンバー入りが濃厚となった。試合前日にドルトムント空港でスタッフやほかのチームメイトとともに搭乗口に向かう姿を見せている。

　なお、ドイツ『ルールナハリヒテン』『キッカー』など複数メディアによると、これまでリーグ戦ではベンチ入りしていたMFマリオ・ゲッツェ、そしてユリアン・バイグルはメンバーから外れたとのこと。CL戦は筋肉系の問題で欠場していた新加入FWパコ・アルカセルも帯同せず。その一方で、MFトーマス・ディレイニーはメンバーに復帰したという。

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