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インテルがCLに続く2戦連続の劇的AT決勝弾!興奮しすぎた指揮官は退場処分に

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興奮のルチアーノ・スパレッティ監督は退席処分に

[9.22 セリエA第5節 サンプドリア0-1インテル]

 セリエAは22日に第5節を行い、インテルは敵地でサンプドリアと対戦し、1ー0で勝利した。UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のグループリーグ第1節で後半アディショナルタイムに劇的決勝弾を決めたインテルは、今節でも後半アディショナルタイムに決勝弾を挙げた。

 この試合で幾度とゴールネットを揺らしたインテルだが、なかなか得点には結びつかない。前半終了間際にはMFラジャ・ナインゴランが豪快なシュートを決めると、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)によりゴール直前にオフサイドがあったとしてノーゴールとなった。また、後半42分にはMFクワドゥ・アサモアが左足シュートを決めるも、直前のMFマティアス・ベシーノのクロスがラインを割っていたとして再び得点は認められなかった。

 すると、後半アディショナルタイム4分過ぎに待望のゴールが生まれる。FWイバン・ペリシッチが左サイドからクロスを送り、MFマルセロ・ブロゾビッチが胸トラップから豪快に右足ボレー。相手GKの手を弾き飛ばし、ゴール左に突き刺した。

 欧州CLグループリーグ第1節・トッテナム戦でも後半アディショナルタイム2分過ぎに決勝弾を決めていたインテル。今節でも後半アディショナルタイムに待望の決勝弾を決めて1-0で今季初となる公式戦2連勝を達成した。

 クラブ公式サイトによると、ルチアーノ・スパレッティ監督は会見で「このような勝利はトッテナム戦で示したチームにメンタルの一貫性を与える」と劇的勝利の効果を語っている。前節のパルマ戦(0-1)では攻め続けた挙句にたった一発に沈んだが、その結果に臆することなく攻め続け、欧州CLでも今節でも終盤に決勝点。「我々はインテルだ、常に勝利するためプレーする必要があり、リスクを冒さないといけない。正しい道を進んでいる」と指揮官もチームの姿勢に満足しているようだ。

 試合終了直前に退席処分となっていたスパレッティ監督。その理由については「おそらく私は “ゴール” と少し度が過ぎた熱量で叫んだ。しかし、あれは重要なゴールだった。あれは第4審にではなくカメラに向けてだった。その瞬間はほぼ自分自身を見失っていたよ」と喜び過ぎが原因だったことを明かしている。

 インテルは中2日を挟んで、25日に第6節でフィオレンティーナと対戦する。

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