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「シーズン前から勝ちたかった」…昨季までの“ホーム”に立った横浜FC北爪健吾

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[9.23 J2第34節 千葉0-1横浜FC フクアリ]

 昨季までのホームスタジアム。アウェーチームとして乗り込むことになったが、「やりにくさはなかった」ときっぱり。横浜FCのMF北爪健吾はベンチに下がる後半43分まで、右サイドで攻守に戦い続けた。

 15年に専修大から千葉に加入した北爪は、3年間を過ごして今季から横浜FCに完全移籍を果たした。久しぶりのフクダ電子アリーナでのプレーとなり、「感慨深いものあった」と振り返りつつ、「アウェーチームとして来たけど、やりにくさはなかった。3年間ホームでやっていたので、どちらかというとやりやすいとも感じていた」と慣れ親しんだスタジアムで奮闘した。

 千葉に押し込まれる展開となりながらも体を張った粘り強い守備で対応。「もう少しインパクトを残せないといけなかった」と攻撃面での貢献が少なかったことに悔しさを滲ませつつも、後半43分までピッチに立ち続けてチームの1-0の完封勝利に貢献した。

 古巣との一戦。そして、フクアリでのゲーム。「このゲームに関しては、今シーズンが始まる前から勝ちたいと思っていたし、何としてもピッチに立ちたい思いがあった」と胸の内を明かす。自身のプレーには納得のいかない部分もあったようだが、「今日に関しては勝てたことがすべて。それは良かったと思う」と安堵の表情を浮かべた。

(取材・文 折戸岳彦)
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