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復活弾の宮市、同僚はゴールへ突き進む姿勢に感嘆「普通のアタッカーだったら…」

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ザンクト・パウリFW宮市亮

 ザンクト・パウリ所属のFW宮市亮は、現地時間21日に行われたブンデスリーガ2部第6節のインゴルシュタット戦で2016年5月以来となる公式戦で決勝弾をマーク。チームメイトのMFヨハネス・フルムはこのゴールシーンについて、「自分の身体に自信があることを証明した」と話している。

 インゴルシュタットとのアウェーマッチで、70分から途中出場した宮市。82分、同じく途中出場のMFエルシン・ゼヒルからのフィードに反応すると、相手GKに詰められながらもヘディングシュートを放ってゴールを陥れた。昨年5月以来となるリーグ戦出場で、2年4カ月ぶりのゴールを決めた宮市、はチームメイトやスタッフからの祝福を受けた。

 地元紙『ハンブルガー・アーベントブラット』が伝えたコメントによれば、フルムも同僚の活躍について「彼とともにものすごく喜んでいる。彼はこの報償に値する」と興奮。また、自身も重傷に見舞われたことのある同MFは、宮市のゴールに向かう姿勢にも注目したようだ。

「リョウが自ら痛みを覚える場所に進んだのはセンセーショナル。普通のアタッカーならば、大男でもない限り、あまり好んでそういうところに入りたがらないからね。相手GKが彼の頭を突き飛ばす可能性だってあった。彼は、自分の身体に自信があることを証明したね」

 フルムは長期離脱の経験者として、宮市が新たな負傷を恐れて、競り合いを躊躇する可能性もあったと示唆。だが宮市はそんなためらいを見せず、決心を持って突き進み、チームに勝利をもたらしている。

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