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福岡はドゥドゥ不在の影響大きく…小屋松の1点を守り抜いた京都が6戦ぶり白星

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[9.26 J2第22節延期分 京都1-0福岡 西京極]

 26日、7月7日に大雨の影響で中止となったJ2第22節の京都サンガF.C.アビスパ福岡が行われ、京都で1-0が勝利。6試合ぶりの白星を飾った。

 22日の愛媛戦でスポンサー看板を蹴って損壊させ、2試合の出場停止処分が科されたFWドゥドゥを欠く福岡は、前半14分にペナルティーアーク手前の絶好の位置でFKを獲得。キッカーのMF鈴木惇が左足で放ったシュートは弧を描きながらゴール右に飛んだが、GK清水圭介のファインセーブに阻まれ、先制点とはならなかった。

 一方、DF田中マルクス闘莉王が5戦ぶり先発の京都は前半26分にアクシデント発生。DF増川隆洋が左腿裏あたりを抑えてピッチに座り込み、DF宮城雅史との交代を余儀なくされた。

 前半31分に福岡に決定機。左サイドでパスを受けたMF山瀬功治が中央へ切れ込み、FW石津大介とのワンツーから右足を一閃。ペナルティーアーク左脇から放った強烈なシュートは惜しくも右ポストを叩いた。すると、試合は直後に動いた。

 京都は前半34分、敵陣中央やや右でFWカイオがパスカット。こぼれ球をMF重廣卓也がスルーパスにつなげ、PA右からカイオが右足を振り抜くと、これはGK杉山力裕に止められて相手にクリアされるが、PA右手前からMF小屋松知哉が右足シュート。低い弾道のシュートがゴール左に吸い込まれ、京都が先手を取った。

 1点ビハインドの福岡は後半14分、FW木戸皓貴を下げてFW城後寿、22分にはMFユ・インスに代えてFWレオミネイロを投入。23分に鈴木惇がPA内へ浮き球パスを送り、山瀬の右足ボレーはオフサイドと判定されたが、福岡は鈴木惇の正確な左足からチャンスを創出していった。

 京都は押し込まれる時間が続き、前線で先発出場してた闘莉王が最終ラインに加わり、守備に回る。後半38分には途中出場のMFジュニーニョが完全に裏へ抜け出し、PA内でGK杉山をかわそうとした際に転倒。主審のホイッスルが鳴ったが、PKではなく、ジュニーニョのシミュレーションと判定された。それでも1点を守り抜き、完封勝ち。なんとか逃げ切って勝ち点3を得た。

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