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レアル惨敗で奪首ならず…セビージャが3発完勝、ラ・リーガは無敗チーム消滅

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2得点を挙げたセビージャFWアンドレ・シウバ(白いユニフォーム)

[9.26 リーガ・エスパニョーラ第6節 セビージャ3-0R・マドリー]

 リーガ・エスパニョーラは26日、第6節を各地で行い、2位のレアル・マドリーは敵地でセビージャと対戦した。前半のうちに3失点を喫し、0-3で完敗。リーガは開幕6試合目にして無敗チームが消えるという混戦模様となった。

 3日前に行われた前節のエスパニョール戦(○1-0)から先発3人を変更。急性虫垂炎で手術を受けたMFイスコらがメンバーを外れ、DFマルセロ、MFトニ・クロース、FWガレス・ベイルがスタメンに復帰した。

 試合は立ち上がりから中位のセビージャがR・マドリーをのみ込んだ。前半17分、マルセロのパスミスを拾ったMFパブロ・サラビアが右サイドに展開し、MFヘスス・ナバスが中央にクロスを配球。これに反応したFWアンドレ・シウバがダイレクトで蹴り込み、先制した。

 さらに前半21分、相手CKのカウンターからJ・ナバスが再び右サイドを突破し、シュートはGKティボー・クルトワにブロックされたが、こぼれ球をA・シウバが押し込んで追加点。同39分にはMFフランコ・バスケスのヘディングパスにFWウィサム・ベン・イェデルが反応し、前半のうちに3点リードとした。

 敗色濃厚となったR・マドリーは前半終了間際、相手GKトマシュ・バツリクのミスに乗じたベイルがダイレクトシュートを放ったが、惜しくも枠外。後半5分にもFWマルコ・アセンシオのスルーパスからベイルがフリーで突破したが、1対1をバツリクが止めた。

 R・マドリーは後半14分、DFナチョ・フェルナンデスに代わってMFルーカス・バスケスを入れると、その後もFWマリアーノ・ディアス、MFダニ・セバジョスを立て続けに投入し、交代カードを使い切る。ところが同28分、マルセロがふくらはぎを痛めたような仕草を見せ、ピッチを退く形となった。

 退場者を出さずして10人でプレーすることになったR・マドリーは後半34分、DFセルヒオ・ラモスとマリアーノが立て続けにシュート狙ったが、人数をかけて守る相手の壁を崩せない。対するセビージャは手薄なサイドを使ってカウンターを試みた。試合はそのまま動かず、R・マドリーは今季初黒星となった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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