ネルシーニョ氏(68)の息子であるエドゥアルド・バプチスタ氏(46)が24日、ブラジル・セリエAのスポルチ・レシフェの指揮官を辞任した。ブラジル『グローボ・エスポルチ』などが報じている。

　今年4月には父親のネルシーニョ氏も同クラブの監督を辞任。親子が1シーズンに同じクラブを率いながら、揃ってその座を辞することになった。

　ネルシーニョ氏の下で名古屋や柏のフィジカルコーチを歴任したエドゥアルド・バプチスタ氏は、今季途中からスポルチ・レシフェの指揮を執ったが、8試合でわずか1勝。チームは19位に沈み、残留争いから抜け出すことはできなかった。

　ネルシーニョ氏も2017年12月12日にスポルチ・レシフェの監督に就任したものの、今年4月24日に辞任。JリーグではV川崎、名古屋、柏、神戸を率い、柏時代の2011年にはJ1制覇を果たした名将だったが、クラブとの確執が原因だったとされている。

　なお、スポルチ・レシフェは26日に後任としてミルトン・メンデス氏(53)を招聘したことを正式発表。同氏も2016年シーズン途中まで柏を指揮した経験を持っている。

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