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ユベントスSDが語るC・ロナウド「素朴であり謙虚。過去の王者と違いはない」

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今季からユベントスに加入したFWクリスティアーノ・ロナウド

 ユベントスのファビオ・パラティチSD(スポーツディレクター)が、イタリア紙『トゥット・スポルト』のインタビューに応じ、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドについて見解を示した。

 今夏、ユベントスはレアル・マドリーから世界最高峰のFW、C・ロナウドを獲得し、世界中の注目を集めた。ユベントスにおいて、ポルトガル代表FWの獲得構想の中心人物であったパラティチSDが移籍の舞台裏について明かした。

「ロナウドは当初から決意が固く、交渉成立に向けて、疑念は一切なかった。彼はユベントスのユニフォームを身にまとうことを希望していた。私は長年にわたる経験上、王者が下した決断は変わらない、後戻りすることはないと知っていた。それにレアル・マドリーやユベントスのようなクラブの間では、より容易になる」

 またユーベのSDは、C・ロナウドの人柄についても印象を語っている。

「彼は素朴であると同時に、フオリクラッセ(規格外の選手)に特有の謙虚さを持ち合わせており、驚かされた。だが正直なところ、驚きでもなかった。これまでユベントスに在籍したことのある王者たちは、誰もがこのような感じだったからだ。ロナウドは相手がチームメートや用具係、ドクター、広報部であろうと飾り気なく、分け隔てなく接する。彼と(・リオネル)メッシは世界最高峰の選手だが、ロナウドはユベントスのスピリットに完璧にマッチしている」

 最後にパラティチSDは、ユベントス独特の家族のような雰囲気をC・ロナウドも気に入ってくれていると明かしている。

「我々のクラブには愛がある。家族のような雰囲気で、長年、幹部や選手を通じて代々受け継がれてきた。ユーベでは選手に少々、愛情を注ぐようにしているが、この気配りが選手は嬉しいようだ。C・ロナウドもすでにこの事に気づき、喜んでくれているよ。『ユベントスには特別なものがある』と言ってくれた」

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