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札幌が後半ATの都倉PK弾で暫定3位!!鳥栖はトーレス起点に一時追いつくも及ばず

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札幌が鳥栖に2-1で勝利した

[9.29 J1第28節 札幌2-1鳥栖 札幌ド]

 暫定7位の北海道コンサドーレ札幌がホームで15位サガン鳥栖に2-1で勝利した。後半13分にMF三好康児が先制点を決め、同44分に鳥栖のFW小野裕二に同点ゴールを許したが、同アディショナルタイム5分にFW都倉賢がPKで決勝点を奪取。3試合ぶりの白星で連敗を2で止め、暫定3位に浮上した。

 26日の天皇杯4回戦・磐田戦(2-4)から中2日の札幌は開始から攻勢に出る。前半25分にはMF駒井善成のスルーパスに反応した三好がPA内中央でDFジョアン・オマリに倒され、PKを獲得。同26分にキッカーを務めたFWジェイは左足で思い切りゴール右にシュートを放つも、コースを読んだGK権田修一に右手で弾かれ、ボールは右ポストを叩いた。

 ピンチをしのいだ鳥栖は前半32分にPA手前左でFKのチャンス。キッカーのFW金崎夢生が右足で直接ゴール左を狙うが、GKク・ソンユンの好セーブに遭う。さらに同34分、PA手前中央のFKからDF安在和樹が左足でゴール左下の絶妙なコースにシュート。しかし、ここもGKク・ソンユンが鋭い反応を見せる。両守護神のファインセーブの応酬により、前半は0-0で終了した。

 札幌がスコアを動かしたのは後半13分。下がりめの位置でMF荒野拓馬のくさびを引き出したジェイが前方にパスを送ると、トラップと同時にターンした三好がPA内中央でジョアン・オマリにマークされながらも優しいタッチでシュートモーションに入り、左足を振り抜く。それまでビッグセーブを連発していたGK権田の牙城を破り、ゴール左に突き刺さった。

 川崎Fから今季期限付き移籍した三好は、7月11日の天皇杯3回戦・福岡戦(4-0)で新天地初ゴールを挙げていたが、リーグ戦ではこれが初得点。また、チームとしては3試合ぶりのゴールとなった。

 1点を追いかける鳥栖は後半29分に安在を下げ、FW田川亨介を投入する。前への圧力を強めると、同44分に左サイドのFWフェルナンド・トーレスが右足でクロス。ファーのDF藤田優人が頭で折り返したボールはGKク・ソンユンに右手で触られるも、ファーの小野がヘッドで押し込み、土壇場で1-1と同点に追いつく。

 しかし、終了間際にドラマが待っていた。後半アディショナルタイム4分に途中出場の都倉がPA内左でDF高橋祐治に倒されてPKを獲得。自らキッカーを担った都倉は同アディショナルタイム5分、左足でゴール左に沈め、勝ち越し点を奪う。都倉のチームトップとなる今季12得点目が決勝ゴールとなり、札幌が2-1で勝利。鳥栖は5試合ぶりの黒星で2戦勝ちなし(1分1敗)となった。

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