サウサンプトンのDF吉田麻也が今季のプレミアリーグで初めて先発で出場する可能性があるようだ。サウサンプトン専門メディア『セインツ・マーチング』が報じた。

　シーズン開幕から6試合を終え、1勝2分3敗の勝ち点5で14位と出遅れたサウサンプトン。勝利できるチャンスも十分にあった中での取りこぼしも目立つ同チームが今季も昨季同様に残留争いに巻き込まれる可能性が高い。チームを指揮するマーク・ヒューズ監督へのプレッシャーも高まる中、29日の昇格組ウォルバーハンプトン戦での勝ち点奪取が求められる。

　一方のウォルバーハンプトンはマンチェスター・ユナイテッド相手にドローを演じるなど、ここまで勝ち点9とまずまずの成績。さらには、昨季のカラバオカップでサウサンプトンを下した経験もあり、サウサンプトンにとっては難しい一戦になることが予想される。

　前節にアンフィールドで行われ、0-3で完敗を喫したリバプール戦からの巻き返しが求められるサウサンプトンは、オウンゴールを犯すなど精彩を欠いたベスリー・フートに代わってウォルバーハンプトン戦でヤニック・ベステゴーアのパートナーになるのは吉田と予想。また、システムも4-4-2に戻し、前線にダニー・イングスとチャーリー・オースティンを並べることになるようだ。

　アウェー戦とはいえ、勝ち点の奪取が至上命題となるサウサンプトンは29日にウォルバーハンプトン戦を迎える。

---

●海外組ガイド
●プレミアリーグ2018-19特集