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大宮ユースの寮で同部屋の埼玉県CBコンビ、村上と田中が相手キーマンを封鎖

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埼玉県のキャプテンマークを巻くCB村上陽介は完封勝利に貢献。(写真協力=高校サッカー年鑑)

[10.1 国体少年男子2回戦 岐阜県 0-3 埼玉県 三国運動公園人工芝G]

 相手のポイントゲッターを封じきった。埼玉県はCB村上陽介(大宮ユース、2年)とCB田中颯太(大宮ユース、2年)の2人が最終ラインの中央で連係良い守備。福岡県との1回戦で決勝点を決めている岐阜県の180cmFW近藤慶一(中京学院大中京高2年)に仕事をさせず、大野恭平監督(大宮南高)も2回戦の勝因のひとつに挙げていた。

 村上は「同じチームで寮でも2人部屋。コミュニケーションを取ってやってきている。今日も、昨日(1回戦)も声を掛け合ってチャレンジ&カバーのところも問題なくやれたと思います」と説明する田中とのコンビで近藤に入ってくるボールに対応。近藤に収められ、ミドルシュートを打たれたシーンもあったが、183cmの長身CB村上は得意とする空中戦で相手エースに十分なプレーをさせなかった。

 埼玉県は完封勝利で準々決勝進出。「自分の特長は空中戦と球際の強さ。そこは譲れない。無失点で相手のエースに得点させなかったのは収穫」と村上は胸を張っていた。また、田中は左CKで先制点をアシスト。埼玉県の後方を支える2人が勝利に大きく貢献した。

 村上は今大会開幕前に負傷した影響で先発を外れているGK久保賢也(大宮ユース、2年)に代わり、キャプテンマークを巻いてプレー。「賢也が怪我したのは見ていたし、悔しがっていたのは知っている。賢也のためにも必ず自分が引っ張って勝たないといけないと思っている」と仲間の思いも背負って戦っている。

 この日は点差をつけたことで、久保も試合終盤にピッチへ。ともに勝利を喜んだCBはこれからもDFの柱として、またリーダーとしてチームを支える意気込みだ。「(埼玉県の)前の人間は個人技もパスワークもあって得点を獲ってくれる。失点しなければ必ず得点してくれるという信頼感がある」というだけに、準々決勝でも自分はまず無失点にこだわる。

(取材・文 吉田太郎)
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